2014年3月27日木曜日

知らないは、いけない


Indy ママさんが、昨日のブログでパピーミルで繁殖させられていたと思しいわんちゃんが、素敵な家族をみつけて幸せな生活を送っている話をされていた。

ここをのぞいて下さる方は、私のようなイヌ初心者よりもずっと詳しいだろうが、触発されて、私も少し書いてみたくなった。のめりこむと尽きない話題だから、少しだけ。


写真だけでもおバカに。


これも Indy ママさんが以前呟いたことだが、既に飼った経験のある人は、次のイヌはシェルターから、と言う人が多いような気がする。そうかもしれないと、とてもいいことだと、思う。


ペットショップに並んでいる子犬を衝動買いする人は、動物を飼ったことがないか、飼ったことがあってもきちんと向き合わなかったのではなかったかと思う。何も考えずに、カワイイモノをおもちゃのように、珍しいモノをステータスとして、ポンと買うのではないだろうか。

何も知らなければ、ほんの赤ちゃんのうちにショーウィンドーに並ばされる子犬や、その子犬が連れてこられた環境に思いを馳せることはない。発達に一番大事な時期に一人ぼっちにされることや、親イヌの置かれた悪環境が、どんなに身体と心の両方に酷いことかを、考えない。

カワイイと癒しが流行る日本。小さければ小さいほど売れるから、業者は生まれてすぐに親兄弟から引き離す。大量生産して利益を求める。親イヌの健康や幸せ、子犬の将来の健康や性格形成はコスト計算には入らない。


私は日本のペットショップには、入れない。ショップの方角さえ、見れない。


問題は、知らないこと。ペットショップに並んでいる子犬が、どこから来たのか知ってほしい。イヌのことを知れば、パピーミルにお金を落とす気にはならないだろう。誰も買わなければ、売る人間は自然といなくなるのだ。


だからおねがいです。もっと、知ってください。

イヌには、心があります。モノでは、ないのです。安易に買ったり、要らなくなったからと捨てたりしないでください。ぬいぐるみでなく、道具でもないかれらと、きちんと向き合う覚悟をしてから、時間をかけて、イヌを商品として扱わないところから、大事ないっぴきを迎えてあげてください。

そうしたら、もっと、イヌはあなたに幸せをくれます。

わたしの、たからもの


少しだけと言っておいて、やっぱりだらだらと長くなった。それにここは適当な場所ではないかも知れない’。でもイヌ飼いならどうしても考える話題、どうかご容赦を。明日は、またおバカに戻ります。





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2 件のコメント:

  1. ありがとう、この話題にふれてくれて。
    日本人は知らない人がほとんどなんだと思う。知らないのは仕方が無い。メディアもこの問題についてあまりふれない。ペット業界はかなり優秀なビジネスだからだ。
    ただ、いつまでも知らなかったではいけないと思う。
    私達の子供はみなシェルター出身だよね。せっかく犬猫の保護が日本より盛んなアメリカに住んでいて、犬を愛する日本人として、こう言う事をまだ知らない日本の愛犬家に伝えていくのが私達の役目だと思う。せっかくブログやってるんだし。
    日本でも、アメリカでも、世界中で、一匹でも命が救えますように。
    ブログ初めて良かった。ありがとうホシちゃん&るなちゃんママ。

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    1. ブログは、いいね。自分に大事なことを、自分の大事なもののことを、ガシガシ書いても自由なのだから。

      自分にできることを、できるところから。もっと何ができるか、いつも考えながら。

      日本でも、アメリカでも、世界中で、一匹でも命が救えますように。

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