こちら、Indy 君。
どうもー。Indy でーす。
シベリアンハスキー、2才のオトコマエ。
ホシのお友達の黒ラブのジェシー（の、お父さん）からのご紹介、Indy 君のお母さんは私と同郷でとても素敵なヒト、しかも！すごく近くに住んでいる。歩いてすぐ。
こ、これは。
お互いに行き来して、イヌについておしゃべりしたり、イヌ同士を遊ばせたり、果ては預かってもらったりできるかも！
ママ友、ってやつ？ 嬉しー！
何はしゃいでるの？
あー…。
オマエがいたか。
ホシは、知らないイヌが苦手だ。半年ほど前まではそうでもなかったのに、最近は道行くイヌには怖くて近づかせられない。パニックになって怪我でもあったらとりかえし、つかないし。
獣医さんにも相談してみたけど、ピットブルという犬種にはそういうこともあるらしい。3~4才、つまり大人になってから、他のイヌとうまくやれなくなるコがいると。ヒトには忠実なのに。
ホシ、あんたそれ、間違ってるよ？ 昨日も言ったけど、本当に怖いのはヒトだよ？
デイケアだって、大好きだったじゃない。でも今行って、何かあったダメだから、もう行けないじゃない。決して、高かった前金が惜しくて言ってるんじゃないよ？
惜しいんでしょ
ぐっ…。高かった…。へ、返金、してくれないかな。いや、問題はそこじゃなくって。
でも、ホシ、るなは平気なんだよね。まあ、大好き！と言うよりは、しょうがないからいてもいいよ、みたいだけど。
それなら、他にも時間をかければ大丈夫なコがいるかもしれない。よし。Indy 君とホシをラブラブにさせてやろうじゃないか。おかーさんのママ友願望、なめんなよ。
ホシ懐柔は、まずるなから。るなについた Indy 君の匂いに慣らすところから始めよう。せっせと遊びに行くぞ。今日はドッグランでご挨拶。
無問題
第一関門、クリア。
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